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夫が倒れた、献身プレイが始まった
¥1,430
夫が突然倒れた、姑や舅が要介護になったら、妻や嫁が自宅で介護するものだとも思われてきた。それらのまじめに介護してきた多くの方々の記録はこれまでにも本となった。でも本書では、介護をまかされる人が本当に献身的に介護する状況を何の疑問も持たず、葛藤もせずに受け入れているわけではないという、多くの介護者が抱えながらどうすることのできない、本当の気持ちをはっきりと提示した初めての本である。著者は夫が脳内出血で突然倒れて植物状態になった妻である。突然のことに立ち向かいながらも、他人の目を気にし、自分の行動が「普通」なのか「普通」から外れているのか、ちゃんとやっているように見られているのかをモニタリングして不安になっていく。献身的に見えることのまるで献身プレイをしているかのごとくふるまうことが介護であり、疑問を持ちながら介護してもいいのだと実体験を元にしながら解く、一味もふた味も違う介護の本。 ー主婦の友社より
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【新刊】図解 はじめて学ぶ みんなの政治 アレックス・フリス他 著 ケラン・ストーバー イラスト 浜崎絵梨 訳 国分良成 監修 晶文社
¥1,900
民主主義の母国イギリス発! 世界14カ国で人気の政治入門書 「政治なんてつまんない!」 「政治の話はタブーだって習ったよ」 「正直、どうでもいい」 だけど政治がなかったら、実際どうなると思う? 政治は、世界中どこにでもある。欧米では、政治は身近なもので、だれでもあたりまえのように政治についておしゃべりをする。ところが日本における政治のイメージは、「自分とは関係ない」「つまんない」など、ネガティブなものばかり。それでいいんだろうか? この本では、厳選されたテーマごとに、古今東西のさまざまな政治や社会のしくみ、それにまつわる面白いエピソードを、豊富なイラストでいきいきと解説。日本の教科書には載っていないトリビアもいっぱいで、子どもから大人まで楽しめる政治入門書の決定版だ。この本を読めば、きっとだれかと政治について話したくなる。ようこそ、「政治」の世界へ!【出版社の内容紹介より】
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【新刊】はたらかないでたらふく食べたい 栗原康 タバブックス
¥1,870
結婚や消費で自己実現? ウソだ! 豚小屋に火を放て! やりたいことだけをやってはいけない、 かせがなければいけない、買わなければいけない——負い目を背負って生きることを強いられる「生の負債化」が進行する現代社会。今こそ新自由主義の屈折した労働倫理から解き放たれるとき! 笑いながら溜飲が下がる、トンデモなさそうで腑に落ちる、この新しい読み心地は何? 著 栗原康 定価 本体1700円+税 四六判変型・224ページ ISBN978-4-907053-08-6 2015年4月 装丁 葛西恵 【店主感想】 この本、仕入れてだいぶ経つのだけれど、読んでいなかった。今回ふと読んでみようと手に取ったらそのまま一気に読んでしまった。 この本、まさかこんな内容だったとは⁈耳なし芳一や徳川綱吉、一遍上人に高野長英、大逆事件にイングロリアス・バスターズ、荘子まで出てくる。 著者は大学の先生で専門はアナキズム研究。特に大杉栄の研究者で、この本にも大杉栄や伊藤野枝のことが書かれている。 タイトルだけで、若者の働き方についての本かなと思っていたわたしは、なんてアホだったのだろう。 「遅いインターネット」では、「モノ」の消費、所有による自己表現で共同幻想からの自立を促し、社会を変えた糸井重里を大きく取り上げていたけれど、その消費も、働かなければできないわけで。 この本に出てくる人たちは、そこからも逸脱している。いろんな時代のいろんな人たち。最期はかなり悲惨だったりもするけれど、なんだかみんな生き生きしている。 この本は5年前に出版された本だけれど、今読むといいんじゃないかと思う。特に下に引用させてもらった部分。今だからこそ、よく考えたい。 「でも、よく考えてほしい。ほんとうに、みんながみんなそんなにはたらきたがっているのだろうかと。むしろ、いままでがんばってきたのだから、失業したり、仕事がみつからなかったときくらい、カネをもらって休んでもいいんじゃないかとおもうひとのほうがおおいのではないだろうか。いや、ちがう。これだけ仕事がなくなっているのだから、もうみんなでたすけあって、はたらかないで食べていく道をさぐったほうがいいのではないか。というか、そういうたすけあいこそ、ほんらい労働とよぶべきではないだろうか。みんなが小躍りしてしまうようなたのしい空間をつくることこそが、ほんとうの意味での労働ではないだろうか…」
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【新刊】未来をつくる図書館 菅谷明子著 岩波新書
¥902
もし図書館がなかったら今の自分はなかった….ビジネス支援,舞台芸術資料の収集など特徴あるニューヨーク公共図書館.その根幹にある姿勢は,ITを活用した情報整理・発信,地域密着の運営,独自のイベント活動などに現れている.個人の力を伸ばし,社会を活性化させる「市民の情報インフラ」とは何か,貴重な示唆に満ちた報告.【出版社の内容紹介】 刊行日 2003/09/19 ISBN 9784004308379 Cコード 0236 体裁 新書 ・ 並製 ・ カバー ・ 238頁
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【新刊】雑草のくらし 甲斐信枝作 福音館書店
¥2,530
植物はどんなくらしをしているのか? それを知るため、多種多様な雑草が、ひとつの空き地の中でくらす世界を、5年にわたって観察をつづけました。草が芽ばえ、花を咲かせ、実をむすび、そして枯れていく様子を、雨の日も暑い夏の日も、じっと見つめつづけた著者が描く、雑草の観察絵本。季節によって変わる多数の雑草や、その雑草に寄ってくる昆虫たちの姿が詳細に描かれ、今まで想像したこともない雑草の世界がくりひろげられます。【出版社の内容紹介】 読んであげるなら 5・6才から 自分で読むなら 小学低学年から 甲斐 信枝 作 カテゴリ : かがく絵本・図鑑 定価 : 本体2,300円+税 ページ数 : 64ページ サイズ : 29×30cm 初版年月日 : 1985年04月30日 ISBN : 978-4-8340-0236-2 シリーズ : 福音館の科学
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【新刊】ハンドメイドベビー服enannaの90~130センチサイズのこども服 朝井牧子著 日東書院
¥1,430
ハンドメイドベビー服"enanna"のこども服シリーズ最新刊。 90から130センチにサイズ幅を拡大、姉妹おそろいで着られるデザインが満載! お気に入りの一着をハンドメイドで作れます。見やすい実物大型紙2枚付き。【出版社の内容紹介】 発売日 2017/04/12 著者 朝井 牧子 ISBN 4528021455
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【新刊】愛と家事 太田明日香 創元社
¥1,080
ZINEからうまれた本。 わたしはもっと愛と家事を切り離したい。 愛があるから家事をするのでも家事をするから愛があるのでもない。 なのに、「愛と家事」の呪縛は強烈で、 油断すると愛と家事をはかりにかけている。 わたしは今日も台所で、愛と家事の矛盾に格闘している。 -「愛と家事」より 漠然と思っていたこと、もやもやしていたことをズバッと言ってくれてスッキリすると同時に、自分の中にある期待や幻想や枠にも気づいてしまう本。 「かなわない」「家族最後の日」の植本一子さんからの帯を見て、 何かにとらわれている自分を発見し、またハッとする。【お店より】
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