2023/11/02 15:00

 とても久しぶりにこちらのブログにも来てみたら、最後に更新したのが、ちょうど「一文字の辞典」が刊行されたころでした。2021年の9月。あれから1年以上も過ぎてしまっていたとは。この間、何をしていたかというと、韓国料理屋さんを立ち上げていました。松陰神社に「韓国食堂よんま2」というお店が、2022年2月にオープン。今も続いております。KPOPと韓国料理が楽しめるお店。本も置いています。

韓国語レッスンも韓国食堂よんま2の方で続けています。今は新しく募集していないのですが、もう少しいろいろ落ち着いたら、また新しい生徒さんも来ていただけるといいなと思っています。

 そんなこんなで、Maarの方はお休みしていたのですが、韓国食堂の方に従業員さんが入ってくれて、少し余裕ができたので、またMaarも始めたいと思っています。なにより1番のきっかけはこちら。この本です。




 「奥歯を噛みしめる 詩がうまれるとき」が、11月15日に発売されます。「一文字の辞典」のキム・ソヨンが再び私たちのもとにやってきました。今度はエッセイとして。「一文字の辞典」を翻訳した、同じメンバーで、「奥歯をかみしめる 詩がうまれるとき」でも、同じように頭を抱え、うなりながら、ひとつひとつ翻訳していきました。うちで読んで、みんなで読んで、韓国語で読んで、日本語でも読んで、思いついて、修正して、また思いついて、また直す…という。それがとても楽しくて。終わってしまうのが少しさみしいような、手元にある、修正だらけの原稿が、すました顔で手元から飛び立ってしまうのが、なんだかちょっとばかり寂しくなるような、そんな愛着のあるエッセイになりました。

 せっかくここまで来たのだから、旅立つところもお手伝いしたくなり、Maarも開け、そして、いろんな本屋さんにご紹介にも行きたいなと思っています。
 
 もしも、読んでみたいな。と思ってくださった方がいらしたら、Maarのネットショップでご予約注文できるようになりましたので、ぜひご予約いただければ。この本を介して、いろいろなお話ができたら、それもまたうれしいです。

 今月からMaarもぽつりぽつりと開けていく予定ですので、お店に寄っていただいても、ネットでやりとりしていただいても、どちらも大歓迎です。

 またこれからもMaarをどうぞよろしくお願いします。