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詩人 キム・ソヨン 一文字の辞典 キム・ソヨン著 姜信子監訳 一文字辞典翻訳委員会訳 クオン

¥2,420 税込

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Maar店長も翻訳委員会の一員として初めて翻訳した本が出版されました!
詩人キム・ソヨンがハングル一文字一文字の持つ世界を描いた一文字の辞典。

若い頃辞書を引くのが好きで、引いた先に書いてあった言葉をまた辞書で引いて、それを繰り返すとまた同じ言葉に戻ってくるのが好きでした。
辞書を開いた時のとても薄い紙の匂いも。

それぞれの言葉を辞書で引いてみるのもおもしろいかもしれません。
辞書の定義とこの本の中での定義、そして、自分だったらこの一文字をどうあらわす?
そんなことを考えながら読んでもらえたらうれしいです。(佐藤)

【内容紹介 (出版社より)】
人は誰も自分だけの人生という言葉の辞典を持つ

詩人キム・ソヨンがハングル一文字の言葉を通して
人生のさまざまな時間、情景、感情を描いた
私的で詩的な一文字の辞典

「読んだ人がニヤッと笑ってくれたら嬉しいなと思っていた。うなずきながらページの余白に自分なりのまた別のニュアンスを書き込んでくれたらいいなとも思っていた。そうして私が書き記した定義と、読者の手書きの定義が同じページに一緒に並んでいたら素敵だなと思っていた。
 つまり、私の『一文字辞典』は読者が参加することによってはじめて完全な辞典となる。私と未知のあなた、私たち二人でこの本を完成させるのだ」
――「はじめに―日本の読者に向けて」より


著者:キム・ソヨン
詩人。誰も私に詩を書いてみたらなんて言わなかったから、詩を書く人間になった。
詩集に『極まる』『数学者の朝』、エッセイ集に『心の辞典』などがある。これまでに露雀洪思容文学賞、現代文学賞、李陸史詩文学賞、現代詩作品賞などを受賞。
アンソロジー詩集『地球にステイ!』にも作品が掲載されているが、単著は本作が初の邦訳となる。

監訳者:姜信子
作家。横浜生まれ。路傍の声に耳傾けて読む書く歌う旅をする日々。
主な著書に、『棄郷ノート』(作品社)、『ノレ・ノスタルギーヤ』『ナミイ! 八重山のおばあの歌物語』『イリオモテ』(岩波書店)、『生きとし生ける空白の物語』『路傍の反骨、歌の始まり』(港の人)、『はじまりはじまりはじまり』(羽鳥書店)、『声 千年先に届くほどに』『現代説経集』(ぷねうま舎)、『平成山椒大夫 あんじゅ、あんじゅ、さまよい安寿』(せりか書房)、『はじまれ、ふたたび』(新泉社)など多数。
また、訳書に『あなたたちの天国』(李清俊 みすず書房)、『モンスーン』(ピョン・ヘヨン 白水社)、共訳に詩集『海女たち』(ホ・ヨンソン 新泉社)『たそがれ』(黄晳暎 CUON)等がある。

翻訳:一文字辞典翻訳委員会
李和静、佐藤里愛、申樹浩、田畑智子、
永妻由香里、バーチ美和、邊昌世、松原佳澄
デザイン:恵比寿屋
刊行:2021年9月10日
ページ:288ページ
版型:四六判
製本:並製

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