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【新刊】保健室のアン・ウニョン先生 チョン・セラン著 斎藤真理子訳 亜紀書房

¥1,760 税込

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韓国文学の新シリーズ〈チョン・セランの本〉刊行開始!
『フィフティ・ピープル』の若き旗手が放つ、奇想天外な物語。

この学校には、何かがいる——
養護教諭のアン・ウニョンが新しく赴任した私立M高校。
この学校には原因不明の怪奇現象や不思議な出来事がつぎつぎとまき起こる。
霊能力を持つ彼女はBB弾の銃とレインボーカラーの剣を手に、
同僚の漢文教師ホン・インピョとさまざまな謎や邪悪なものたちに立ち向かう。

はたしてM高校にはどんな秘密が隠されているのか……。
斬新な想像力と心温まるストーリーで愛され続けるチョン・セランの魅力が凝縮した長編小説。【出版社の内容紹介より】

著者 チョン・セラン 著
斎藤 真理子 訳
価格 1,600円(税別)
発売日 2020年3月19日
判型 B6判
製本 並製
頁数 304頁
ISBN 978-4-7505-1636-3
Cコード C0097

BB弾の銃とレインボーカラーのおもちゃの剣を鞄に入れて、見えない何かと常に戦っている保健室のアン・ウニョン先生。

子どもたち、学校、世界を救いたいと思っているわけではない。使命なんて言葉は好きじゃない。しかたない…という感じで立ち向かうところがなんともカッコいい。

さらっと読めて、楽しかった。Netflixでドラマ化も進んでいるらしいので、ドラマになったらウニョン先生役はだれかな?インピョ役は?と考えるのも楽しい。

でもただ楽しい保健室の先生と高校生のエピソードというわけでもない。クレーン車につぶされてしまった昔の友達、「ボランティア活動認定証」を偽造する男子高校生たち、集団暴行を受けてしまう女子高校生カップルなど、今の韓国の問題も垣間見える。

穏健教師パク・デフンの章では歴史教科書の問題を扱っている。著者のチョン・セランさん大学で韓国文学と歴史教育学を専攻している。この章の最後パク先生の言葉は印象的だ。

「後から来る者たちはいつだって、ずっと賢いんだ。この子たちなら僕らよりはるかにうまくやれる。だからあのばかばかしい教科書を拒否できてよかったよ。」【お店より】

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